第64回定例研修会の報告 及び 参加者の感想
令和4年12月10日に開催された第64回定例研修会の報告をいたします。
組織強化プロジェクトチーム・教育研修委員会で研修でいただいた意見・アンケート結果をとりまとめました。※会員・非会員の枠を超えて熊本県内で活動されている精神保健福祉士の想いになります。是非ご覧ください。
第64回定例研修会実施報告 第64回定例研修会アンケート集計結果
第64回定例研修会に参加された一川氏(非会員)と北園氏(会員)から参加しての感想をご紹介します。
〇一川 智礼 氏(石蕗の里相談支援事業所)
私自身、精神保健福祉士として実務についていないため入会しておりませんが、今回のように、非会員や非従事者の声にも耳も傾ける姿勢は素晴らしい取り組みだと共感し、今回初めて、精神保健福祉士協会の研修会に参加させて頂きました。
皆さんから出された協会運営における強化ポイントや斬新なアイデアについて振り返ると、精神保健福祉士の活躍の場も多業種にわたっており、会員・非会員かかわらず研鑽の場の提供や相互連携による支援体制の構築等協会への期待も高く、ニーズに合った組織体制づくりが求められている事を体感できました。是非具現化して頂きたいと思います。
私自身『誰のための、何のための』専門職なのか、もう一度原点に立ち返って日々の業務に取り組むために、今後もこのような機会があればぜひ参加したいと思います。
協会運営も多岐にわたると思いますが、個人的には『女性や非従事でももっと参加しやすい協会活動』となる事を期待します。
〇北村 園子 氏(熊本県精神保健福祉士協会理事)
令和4年12月10日(土)に行われた、「リフレクティング・トークを用いた、精神保健福祉士協会ニーズ調査ワークショップ」ZOOMを用いたオンライン研修会に参加した。
本研修は、協会研修委員と「組織強化プロジェクト」の企画されたもので、先に実施された、ニーズ調査アンケート結果をもとにリフレクティング・トークを用いて行われた、「組織強化プロジェクト」は精神保健福祉士のニーズの掘り起こし作業を行い協会のあり方について考え、協会を発展させていくことを目的にすすめられているプロジェクトである。
ニーズ調査全回答の44%が、非会員からの回答で、多くの方々に熊本県精神保健福祉士協会の活動に関心を寄せ、ご意見をいただいたことに感謝申し上げたい。
研修は、ニーズ調査の結果をもとに、岩永会長をはじめ三役が、協会のあり方についてどんな考えをもって活動してるのかを聴き、日頃活動している圏域、地域の精神保健福祉士と意見交換をする。各グループで出た意見を全体で共有し、それを聴いた他の理事らの意見を聴き、また、グループに分かれ感じたことについて意見交換する。日頃活動している圏域、地域の精神保健福祉士と堅苦しくなく、協会について想い、考えを巡らせ意見交換する。共有された、たくさんの意見から、どのグループも活発に意見交換され、会員、非会員問わず参加者が協会のあり方について、いろいろな思いが廻った研修だったと感じた。
本研修、アンケートを通して、ホームページの充実、会員同士の連絡ツール、会費について、多様なニーズに対応できる研修のあり方、本協会及び日本協会の活動の周知、協会を身近な存在だと感じることができること等々、とてもたくさんの課題をいただいた。その課題解決についても、いろいなアイデアをいただいた。そして何より、本協会への皆さんの期待をとても感じた。その期待に応えるような活動をどのように、会員と共に行っていくかが、今後、協会に求められていることと感じた研修であった。
今後とも本協会にご協力をお願いいたします。